ティモシーケラー「結婚の意味 」第2章「結婚を育てる力」を読んで

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2年前くらいに読んだ、ティモシーケラーの「結婚の意味 -わかりあえない2人のために-」が神学校の課題となったので改めて読み終えました。(最近知ったのですが、この本ジャスティンビーバーも読んだのだそうです)

 

 

今回読んでみて特にハッキリしたことは、結婚に関する聖書の教えは結婚関係を超えて、あらゆる人間関係で(独身であれ)生かすことができるものだ、ということです。

この記事では、第2章「結婚を育てる力」の要約をシェアしますので、参考にしてください。

 


第2章「結婚を育てる力」の要約
ティモシーケラーは、エペソ5章21節「キリストを恐れ尊んで、互いに従いなさい。」から「結婚を育てる力」を明らかにします。神しか満たすことのできない空虚を「結婚生活で満たそう」と期待することはできません。御霊に満たされてこそ、結婚生活が喜びに満ちたものとなるのです。

 

「キリストを恐れ尊んで、互いに従いなさい。」は前半後半それぞれ独立した文章として考えられがちですが、原文では、パウロがそれまでにいくつか挙げてきた『御霊に満たされた』人の特徴の最後に挙げられているのが、この21節なのだそうです。

つまり、エペソ5章にある結婚の勧めは「御霊に満たされている」ことが前提であるということです。

そこからわかることが2つある、とティモシーは言います。

一つは夫婦それぞれが人生における大きな疑問、「自分がキリストにあって何者であるのか」既に知っているということです。

もちろん、いつも神に従い、喜びの人生を生きられる人はいません。

だからこそ、パウロは18節で「御霊に満たされ続けなさい」と文字通り命令形で熱心な勧めで始めたのです。

そしてもう一つは、夫婦の魂を走り続けさせるために必要なのは、イエスの愛を確信して心を尽くして神を礼拝することであって、神だけが満たせる空虚が夫婦にはあるのだ、ということを夫婦それぞれが知っているということです。

神だけが満たせる空虚を、結婚相手に満たしてもらおうとするのは、無理な要求なのです。

というわけで、「御霊に満たされる」という経験をしてようやく、一般的な結婚の問題に向き合うことができるようになります。

聖書によれば、私たちは夫であれ、妻であれ、自分のためでなく、他者のために生きるべきです。

そして、それこそが結婚し夫婦になる上で、最も難しく、しかし最も重要な唯一の目的であるとティモシーは言います。

結婚生活で経験できる本当の幸せとは、自己犠牲的な奉仕の延長線上にあります。

そしてその奉仕ができるようになるためには、聖霊の助けが必要です。

つまり私たちが結婚生活で本当に幸せだ、と感じるためには、まず自分の幸せよりも相手の幸せを先に考え、またそうし続けることから始まるのです。

そしてそれはただ、「自分のためにイエス・キリストが何をしたかを理解し、それに応答することによって」のみ可能なのです。

これは結婚に限らず人間関係の中で私たちクリスチャンがいつも念頭におくべき聖書の原則ですが、ティモシーは御霊に満たされているクリスチャンの姿をうまく表現して次のように言っています。

 

それは聖霊に満たされて生み出される無私の姿勢、自分のことを後回しにするのでも、逆に優先させるのでもなく、自分中心に考えなくても良くなっている姿勢、なのです。(P90)

 

ティモシーによれば、『激しい恋に落ちた』気分になるのは、だれかがとても魅力的に思えるのは、「その相手が自分の必要を満たしてくれるから」ということですが、相手から「受けよう」とだけ考えていたのでは、喜びあふれる結婚生活にはなりません。イエス様が「受けるよりも与えるほうが幸い」と仰った通りです。

私たちの本当の恋人、究極の相手の元に立ち帰り、御霊に満たされることこそが「結婚を育てる力」なのです。

 


 

以上のように、ティモシーは本書全体を通じて、「結婚関係」に限らず、あらゆる人間関係の中でクリスチャンがいつも念頭におくべき聖書の原則を教えてくれます。

エペソ5章から、現代文化の文脈に当てはめて「本当の結婚」を解き明かす本書は、既婚者、独身者どちらにとってもきっと役立つのではないかと思います。

 

 

それでは。

THANK YOU FOR READING.

 


 

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伊藤 走

伊藤走(イトウソウ) 自称ハッピーな神学生